萩の伝統産業に関する発信 ~発信、未来へ~ 萩焼の発信情報を考える!

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(公社)萩青年会議所が手がける社会開発事業は、その時代の地域問題解決に向け、その糸口を導き出すものや、新しい時代に必要とされるかもしれないものに対し、先陣を切りチャレンジするといったものなど、一個人や一般のコミュニティではなかなか大きな動きに発展し難い事業を毎年行われています。そして、今年は、緩やかな衰退が進む萩の伝統産業「萩焼」の未来に向けて、これからの時代にあった発信情報を市民と共に考え、実際に発信するまでの事業を、8月30日(日)に開催された「萩焼の発信情報を考えるワークショップ」を皮切りに進めていかれます。

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ワークショップでは、先ず、現代における萩焼を取り巻く環境の認識を参加者に高めてもらうため、金子信彦氏、野坂和左氏、渋谷栄一氏の萩焼作家に加え、萩市商工振興課・河野裕昭氏、(公社)萩市観光協会・椙本学氏の5名によるパネルディスカッションが行われ、その後、一般消費者のニーズにあった情報は何か、また、萩焼の知名度が上がるような発信方法とは何かを題材に参加者66名(内、萩焼作家16名)が5つのグループに分かれ議論し、グループで纏めた意見を発表し閉会。そして今後はワークショップでの意見を組み込んだ、今まであるようで無かった“萩焼窯元マップ”、そのマップの“プロモーション動画”、マップと連動した“窯元紹介WEBページ”を約2ヶ月かけ萩青年会議所が作成し、11月14日(土)午前に熊谷美術館で完成発表会をされ、午後にはふるさとまつりでマップのPRをされます。
萩焼の新しい形の情報発信に業界内外から期待が寄せられます。

参加者のコメント

萩城山窯 金子信彦さん
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「これから萩を背負っていかれる若い方が萩焼について話し合ってくれることがとても嬉しく、その気持ちだけでも本当に感謝しています。ワークショップの話の中で、茶湯が中心の萩焼は敷居が高く、入り込み難い雰囲気があり、そろそろ、そのイメージからを払拭しなければとありました。この事業がきっかけとなればと思います。また、色々な方の意見をいただいて作家としてとても勉強になったワークショップでした。」

 

Gallery JIBITA代表 熊谷信力さん
熊谷さん
「国外の方、萩市外の方だけでなく、萩市民が客観的に萩焼を見つめ直す時間はこれまで無かった、あるいはタブー視されていたように思いますが、ようやくこんな動きが萩焼にも出てきたのだと嬉しく思いました。」

 

萩LOVE代表 大平憲二さん
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「今まで萩焼業界の中に入って、皆で一緒に話をする機会がなく、今回初めてこのような場で話ができてとても良かったと思います。また、このワークショップがきっかけで全国に、世界に萩焼の情報を発信できる何かが生まれることを願っています。」

 

萩市国際交流員 オティリアー・スティーヴェンズさん
オティリアーさん
「陶芸家とその関係者と一緒に萩焼の将来について話し合えることは、とても新鮮で素敵な時間でした。同時に、これから萩にも外国人観光客の方が増えてきますので、外国人の方にも萩焼の魅力を伝えられるようにすることは、とても重要なことだと感じました。」

 

セールスコピーライター 船戸勇輔さん
船戸さん
「ワークショップを通じて色々と考えるきっかけを頂きました。作家同士の横の繋がりを強化するために萩陶芸協会を設立し、新しいアイデアを求めて異業種の方々から話を聞く。その姿勢や取り組みに刺激をうけました。」

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