福岡で暮らす 萩LOVEパパの子育て記 第10回

運動会も終わって夏の気配…の前に梅雨ですね。福岡は萩と同じ日本海側。雨空も冬のどんより空もよく似ています。雨粒もへっちゃらに元気に駆け出していく小2ハル。玄関で朗唱する2学期の言葉は…  力強いことばの響き。

皆さんの心にも強く残ってる言葉ではないでしょうか?萩ラブパパは42歳。万巻の書なんて遠く及びませんが、仕事も人生も「心の軸」が必要になってきたこの頃、読書の時間を大切にするようになりました。問題は、忙しい毎日の中でいかに読書の時間を確保するか。先日【吉田松陰全集】を読んでいて感銘をうけた「三余の説」をご紹介。「読書は三つの余り時間を使ってするのが良い。冬は歳の余り。夜は日の余り。雨は時の余り(古代中国・魏の董遇が唱えた読書論)」  現代、貴重な余り時間を奪うのはスマホやゲームですね。こどもたちとも話してみました。「でかける時は必ず1冊、バッグに入れておく。スキマの時間ができたらすぐにバッグに手を入れる。スマホをとる手をグッとこらえて、本を掴む。1ページでも読み進む。パパがんばるよ」…小2にはまだまだ無理ですが、小5お姉ちゃんは真似してくれるようになりました。  晴耕雨読。雨読。うどく。雨音を聞きながらこころ静かに本をひらく。みなさんよい梅雨をお過ごしください。