北浦リレーションシップ 第35回 清水 裕子さん

北浦リレーションシップ35人目は前回の中本修造さんからのご紹介で、フラメンコグループ「ロスアミーゴス田万川」代表で、「セレッソ田万川」の講師でもいらっしゃる清水裕子さん(55歳)です。(発行日は2013年7月18日)

リレーションシップ
Q1.趣味は何ですか?
-22年間続けているフラメンコです。地域のイベントなどで披露していますが、毎年8月25日に出演している田万川の夏祭りに、今年も出演したいですね。

Q2.夢は何でしょうか?
-フラメンコは、ギター・歌い手・踊り手の三位一体なのですが、現在、地元では、ギター演奏者と歌い手がいないため、MDなどをかけて踊っています。ぜひ、萩市内でメンバーを探して、生演奏で踊りたいですね。また、地元の逸話や自然を題材にした創作フラメンコにも挑戦したいです。

Q3.幸せだなと思うときはどんなときですか?
-フラメンコの指導を通してはもちろん、保育士をしているので、子どもたちと触れ合うときは幸せを感じます。また、家庭では、私はフラメンコ、主人は詩吟と、それぞれに趣味を持っているのですが、そういった趣味を楽しみながら支え合っているということにも幸せを感じます。

Q4.観光客にお奨めしたい場所はどこですか?
-桃や梨の花が咲く季節の平山台果樹園は、香りも良く、おすすめですね。また、地元の鍋山の八重桜の並木道も好きですね。

Q5.よく行くお店はどこですか?
-前回のリレーションシップに登場した中本さんが経営する「グルニエ」です。雰囲気の良い店内で飲むコーヒーもおいしく、癒される空間です。

Q6.この北浦で一番美味しいと思うものは何ですか?
-お刺身がおいしいですね。よく道の駅田万川で魚を購入するのですが、しょうゆを弾くほど脂がのっています。また、自宅がある鍋山で採ったウドやタラの芽といった山菜もおいしいです。夏場には、ニラに似た「ノビル」を刻んで、卵かけごはんに入れて食べるとスタミナがつきますよ。

Q7.あなたが住むこの街の好きなところは何ですか?
-海と山の美しさはもちろん、益田や萩市街地にも近く、暮らしやすい環境です。また、女性がいきいきしているように感じます。婦人会やJA女性部など、すぐにまとまって行動できるところですね。

Q8.では、この街の問題点は何だと思いますか?
-高齢化・過疎化が進み、最近は、農業の担い手も少なく、婦人会やJA女性部にも若い人が入ってくれないようです。また、病院も少ないので、高齢者はもちろん、子育て世代にとっても、出産する場が近くにないことや病気になったときは不安ですね。

Q9.その改善策をどのようにお考えですか?
-田舎だからとこもっているのではなく、田舎の良さを感じてもらえるように発信していかなければいけないと思います。例えば、江崎公民館のステージは、フラメンコに最適な環境を整えています。毎年4月にライブを開催して、東京や福岡のフラメンコ教室の方々にもお越しいただいているので、そういった機会を通して、田舎の魅力を伝えていきたいですね。

Q10.この人は凄いと思う北浦に住む知人、友人を紹介してください。
-年2回、江崎の通りで、ハンドメイド作家さんたちが作品を販売する「手作り市場」を始めた、梅地呉服店の若女将・梅地真佐巳さんです。