ちびなが商店街をつくろう 13

長門商工会議所青年部、ながと大津商工会、子育て支援団体からなる、ちびなが商店街実行委員会が手掛ける「ちびなが商店街をつくろう」は今年で何と13回目。この北浦うぇぶでも紹介してきましたが、今年は更にバージョンアップした催しになっています!長門市以外からも多くの子どもが参加するイベントとなっており、この北浦では、多くの皆さんの知るところでしょうが、改めて「ちびなが商店街をつくろう」を簡単に説明しますと…、ジュニアオーナー(高校生)や小学生が運営する街の縮小版。リアルお店屋さんごっこでです。会場となるルネッサながとのアリーナには様々なお店が展開され、ジュニアオーナーや大人の力を借りながら小学生が働け、働くことで、会場内のみで使用できるチビーをお給料としてもらうことができます。また、手にしたチビーを使ってお買い物もできるといった、まさにキャリア教育のはしりを12年前より展開されているものです。
そんな「ちびなが商店街をつくろう」は、冒頭で記述したように今年は更なるバージョンアップを経て、来場者を楽しませてくれます。その大きな変化としては、働く子どものユニフォームを用意されていることです。カフェであれば可愛いエプロン、パティシエならコックシャツとスカーフ、和菓子屋さんは浴衣、整備工ならツナギ…と、それぞれの職をよりリアルに体験できるよう、安っすいコスプレではなく、本格的なユニフォームを小学生サイズで用意されています。また、ジュニアオーナーとなる高校生は出店サポートする企業に自らがオーナーになるお店の企画内容をプレゼンテーションし、高校生ならではのアイデアを取り入れたお店が展開されます。そして、今年は更にレノファサッカー教室も屋外で開催されるほか、高校生による巨大ダンボール迷路、ちくわの実演販売、スタンプラリー、ロープの結び方ワークショップなどなど、働いてチビーを得て買い物をするだけではなく、エンターテイメントや学びの要素も盛りだくさんです!

ちびなが商店街実行委員長・辻 泰典さん

「過去13年、『ちびなが』をやってきて、近年では市内だけでなく市外からも来場される事業となり、多くの方に周知されてきました。また、過去の責任者は全て男性でしたが、今年は初の女性責任者。12回も続けるとマンネリ化されるものを多くあるなか、女性目線による、アイデアや細かい気配りや各所に見られる今までに無い『ちびなが』になっています。」

ちびなが商店街事業推進委員長・辻野真琴さん

「私が青年部に入ったきっかけが、この『ちびなが』でした。我が子を連れて参加したとき、こんな素晴らしい企画をどこの団体が運営しているのだろうかと感心したからです。その『ちびなが』の責任者になれたことをとても嬉しく思っているとともに、初の女性責任者としてとても気合が入っています。女性目線というか母親目線で子どもが楽しく働けるには…、働く我が子を見て親がより喜べるものとは…を考えました。是非、親御さんにはカメラを持ってご来場していただきたいです。」

ちびなが商店街をつくろう13
開催日 2月4日(日)
会場 ルネッサながと
時間 10時~15時30分
問 ちびなが商店街をつくろう実行委員会
当日まで 長門商工会議所 ℡0837-22-2266
当日 ルネッサながと ℡0837-26-6001