年男・年女インタビュー2018 1958年生 三好尉仁さん

1958年生まれ 三好 尉仁さん
萩総合支援学校 教諭

Q.今までの人生を振り返ってみていかがでしょうか?
-今までの人生で22歳と48歳の時と2回、脳内出血で倒れました。22歳のときは教員になる前の出来事で、その後の教員生活に大きな影響を与えたと思います。というのも、やはり何が起こるのかわからないのが人生だと感じ、何かを伝えることを悩み、伝えないまま後で後悔するようなことはないようにしようと生徒と接してきました。
48歳の時は左半身が麻痺しました。元気よく飛び込んでくる生徒を受け止めなくてはならない仕事ですので、それ以降は、車いすで授業をする生活となりました。振り返ると、病気と生徒たち、またその周りの方々に多くを学ばさせていただき、恵まれた半生だったと思います。

Q.年男を迎えるこの1年をどう過ごしたいお思いですか?
-具体的な目標でいうと、野球の指導を再度やりたいと考えます。高校、大学とやってきて、教員となっては越ヶ浜中で3年、萩東中で3年ほど監督をしていました。専門であってもなかなか自分のやりたい部活に就けないのが中学校教員ですので、機会があれば、外部コーチとして野球の指導をしたいと考えています。また現在、障がい者バスケットチーム「萩総クラブ」の責任者をしているのですが、お手伝いしてくれるスタッフがいません。特に指導をしてくれるスタッフを探しています。可能であれば来年、早いタイミングでそのような人材とめぐり逢うことができたらなと思います。

Q.今後の人生をどのように歩んでいきたいとお考えですか?
2回ほど脳内出血しても生きている。言い換えれば、生かされていると思っていますので、生きている事に、そして、それを可能にしてくれる全ての人に感謝し、健康には気を付け、同級生や家族と長く楽しめるように人生を送りたいと思います。