福岡で暮らす萩LOVEパパの子育て記 第3回

こちらの小学校には無い「松陰先生のことば朗唱」を自宅で始めた萩出身パパ。4年生お姉ちゃんの2学期のことばは…もうこんなに長いんですね。

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ぼうしのりょうぼう。耳では覚えているが意味は分からないまま41歳。娘のためにも調べるべし。出典は黒船密航失敗後の獄中生活で中国の経書【孟子】を講話した【講孟箚記】。両方の本を開いて…お、書いてある。人の心のあり方は瞳(眸子)を見ればわかる。正しければ明るく澄んで(瞭)いるし、正しくなければ暗く曇って(眊)いる。言葉や表情や声で取り繕っても、目には本心が出てしまう。  「パパ、そしたらお友達の目を見たらいいってことかな(にこ4年生)」そうやね、さっそく明日からは相手の目をよ〜く観察して心の正不正を見抜いて…うんにゃ、そうじゃないね。そっちじゃない。見なきゃいけないのは鏡だね。今朝、自分の瞳は明るく澄んでいるだろうか?曇りを感じるとしたら、何がそうさせているんだろうか?心を曇らせるもの。我田引水。私利私欲。小さな嘘やごまかし…コツコツ捨てて、心を白く保つこと。明るく澄んだ娘の眸子に映る、パパの眸子は澄んでいるだろうか。 (つづく)