福岡で暮らす萩LOVEパパの子育て記 第2回

こちらの小学校には無い「松陰先生のことば朗唱」を自宅で始めた萩出身パパ。夏休みも終わり。1年生2学期のことばを玄関に設置です。  子育て記2
「しずが、まこと?(ハル1年生)」よし、パパが解説してあげよう。「お友達にどう言われても、自分がこうだ!と思うことをやるだけ…」と、ちょっと待て、これじゃ悪事でも独りよがりでも自分が良ければOK、と伝わっちゃうんじゃないか。慌てて口を閉じる。「誠」って、どう説明すればいい?  武士の教養書であった「中庸」を読み返す。「これを誠にするは、善を択んで固くこれを執る者なり」。学問を通じて、人としての正しいあり方(善)を学び、日々の些細なことにも1つ1つ善を見分け、選び、実践する。そうした積善の先に、内面に養われていくもの。誠。至誠。  この歌を詠んだ黒船密航失敗直後の松陰先生にとっての誠に想いを馳せつつ、こう伝えました。「友だちがどう言っても、ハルのきれいな心が汚れない道を選びなさい。神様も、パパも見てるから」…1年生2学期のことば、解説難易度「高」でした。  みなさんならどう伝えますか?